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西の都の物語

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冬が始まるよ♪

ドラマ版チームバチスタの栄光に感じる違和感 ネタバレ注意

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最近のフィギアスケートを見てて思うんだけどさー、そりゃ、3.5回転に失敗するのはあれだけど、

3.4回転が3回転より技術的に低いってこたーねーだろー。

3.5>>3.0>>>>>>>>>>>>3.4 ってのは不等号としておかしーよなー。

3.5>3.4>3.3>3.2>3.1>3.0>2.9>2.8>

でいいじゃん。JK



さて、と。

ドラマ版 チームバチスタの栄光について。

あれ、失敗作。



「チームバチスタの栄光」ってさー、原作ね、別にミステリーとしてはたいしたことないんだよね。

トリックも、構成も。

単純だし。

でも、すごい。

なぜか。



あれのすごみっていうのはさー、命の尊厳と向き合う人間達のすごみじゃんね。

別に犯人探しとか、トリックなんてどーでもいーんだよ。

ぶっちゃけ。

あれは、必死に命を救おう、守ろうとする人間ドラマがすごいんだよ。

チームバチスタと言われる超エリート集団や、白鳥達が、真剣に命と向き合う。

魔が差す?魔って何ですか?って感じ。

そんな、思わず息が詰まるほどの重厚な空気の再現に成功している。

だから、すごい。

そこがすごい。

氷室なんていう殺人鬼はさー、その真剣さを引き立たせるためのスパイスにすぎないんだよな。



確かに、原作はミステリーとしてはスカスカだし、もう少し上手くまとめられるように思える余白がある。

ような気がする。

多分、ドラマ版の脚本を書いたやつもその余白をうまく利用しようとしたんだろうな。

だから、結末も変わってきた、と。

でも、失敗。



よくさー、枝葉ばっかり気にして、幹を忘れる人間っているんだけど、このドラマ版がその典型だと思った。

だってさー、命の尊厳を問いかけるからこそすごかったチームバチスタからさ、

結果的に、三人も殺人者を出しちゃったじゃない。

魔、差しまくり。

んなもん、いくら命を救う!!とか言われても、チームの半分近くが殺人者なんだから、

なーんの説得力もなくなっちゃうっつーかさ。

それじゃ、なんと言われようが、命と向き合ってるとは言えん罠。

なに?そのお馬鹿な脚本。

バティスタのいいところ台無し。



ミステリーの構成としては、ドラマ版の方が上だとは思う。

でもね、そのせいで、チームバチスタの栄光がチームバチスタの栄光であるための大切なものを捨てたんだよ。

で、その辺の一流半のミステリーになり下げちゃった、と。

その辺に掃いて捨てるほどあるミステリーの一つにしてしまった、と。



あれはさー、氷室っていう殺人鬼、どーでもいー殺人鬼を使って、

命と真正面から向き合う人間達のドラマを紹介してる作品でさ、

殺人鬼の孤独なんかにスポットをあててる時点で解釈がおかしいんだよな。

原作ではさー、氷室が、白鳥じゃなくグッチーに自分の犯行を見破って欲しかったー、

なんつースイーツを抜かしてるのを、白鳥もグッチーも耳を貸さず激怒でスルー。

殺人鬼の孤独なんてプゲラで切り捨ててるしな。

何が大切かよく分かってるんだよ、あの作者。

そーれをドラマの脚本家は、これだっ!!とばかりに飛びついてスポットをあてたあげくに失笑を買うという。

まさに枝葉で幹を枯らした良い例よね、コレ。



もしさー、自分の身内が心臓の手術中に、氷室にされたようなことをされて殺されると思ってみ?

漏れは想像しただけで怒りで夜も眠れんけどな。

なんで最後の手術室に氷室の幻が出てきてんの???って感じ。

許せるかっ!!!んなもん。

それを涙目で眺めるグッチーにもあの時点で冷めたしな。

なんで垣谷を涙目で受け入れてんだよ。

あそこは目をつり上げてぶん殴る場面だろ。

なんだ?このアホなスイーツ脚本は???みたいな。



てなわけで、まあ、配役とかは最高だな、と思ったのだけれど、

馬鹿な脚本家のせいで、最後に一気に冷めてしまったドラマ版チームバチスタでしたとさ。

あの配役で、原作に忠実なチームバチスタだったら完璧だったのに。

残念至極。
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by hot_soul | 2008-12-29 14:13 | 飛び出せ!テレビ君