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西の都の物語

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冬が始まるよ♪

あんな時代もあったねと

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夜中に、ふ、と目が覚めた。

今、何時?

時計代わりに、テレビをつける。


画面の中には、徳永英明さん。


ああ、そっか、今度VOCALIST4が出るんだっけ・・・。


きれいな歌声にひきつけられる。

早く寝なくちゃいけないのに・・・。

耳が離れない。






気がつくと、スーッと涙がこぼれていた。



この曲は、卑怯だよ・・・。

思わず、つぶやく。







この曲は、卑怯だよ・・・。







あれ?

なんだろ?

僕はこのフレーズを知っている・・・。







この曲は、卑怯だよ・・・。







いや、この風景を知っている。







この曲は、卑怯だよ・・・。







泣いている。

静かに静かに泣いている。

突然かかった曲に、彼女は静かに静かに泣いている。

僕は静かに静かに抱きしめている。

夜中の4時。



そう、僕はこの風景を知っている。

優しい曲に誘われて、会いたい人がやってくる。

あの日の声、あの日の匂い、あの日のぬくもり、そのままにやってくる。


もう二度と会えない誰かのために彼女は静かに静かに泣いていた。

どこにも行けない彼女は、僕の部屋で泣いていた。

僕は、そんな彼女を抱きしめていた。











ああ、そうか、あの時、彼女がそうだったように、

今、徳永さんの歌に導かれて、彼女が来ていたのか・・・。

寝ぼけていた頭が少し回り始める。



しまったな・・・、寝始めは、寝起きっていうのは・・・。

たがが緩んでるから・・・。

僕は今思い出してはいけないことを思い出している。





徳永さんの最後の選曲は「時代」。

この人は、本当に優しい・・・。


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by hot_soul | 2010-04-24 01:19 | 記憶の狭間