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西の都の物語

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冬が始まるよ♪

ゼノブレイドの感想 その2 於大剣の渓谷 仲間との距離感

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メリア故郷を背に記念写真


昨晩みゆきさんとお話をしていたときのこと。

ふ、と漏れ出す少女漫画の記憶がまったくない・・・。

ぼくたまとか、夢の碑とか、姉貴や歴代彼女さん達の影響である程度読んでるはずなんだけど・・・。

NANAですらもう中身が思い出せなくなりはじめてる。



んで、色々話ていてだんだん分かってきたんだけれど、

少女漫画、女の子の好むものは微妙な「人間関係そのもの」だったりするんだなぁってこと。

で、僕は人間関係そのものにはあんまり興味がないから、

その手の漫画を読んでも記憶にまったく残らないという。


男子は人間関係そのもの変化なんかには興味がなくて、

ある程度「固定された人間関係」で「何かをする」ことに興味をもったりするよね。

微妙な人間関係の距離感とか持ち出されると、鬱陶面倒臭くてかなわないっつーかw



だから、ゲームなんかでありがちな友人同士の裏切り物語、とかなると、

へ?

ってなったり。

ねーよww

ってなったり。


基本的に男子って、親友との裏切りなんて考えもしないもんでしょ?

喧嘩はしたりもするけれど。

気が合うヤツとはなんか合う。

つか合う合わないとか考えもしたことねーよ、以上。

っつー感じ。

JOJO4部の仗助と億泰の関係が一番しっくりきたりするんだよね。

ハーロックとトチローの関係って言ってもいいかな。

あれが基本型というか。


女子はさ、なんか親友の美麗男子が裏切る裏切らないの話なんかになると喜ぶじゃない。

なにか行動するとき、常に人間関係に関する打算を腹に持ってないと納得できなかったりさ。


男子的にはそういうのにリアルさを感じないんだよね。

なんつーか、そういう設定があるだけで、

ねーよwww

ってその物語からすんごい距離をかんじちゃうというか。


とにかくコイツとは合うんだよ。

っていうね、そういう感覚が男子の人間関係の中心にあるっていうかさ。



んで、ゼノブレイドやってて思うのが、これ、そういう意味でも男子向けだよね。

人間関係はほぼ固定。


ヒーローとヒロインが最初からラブラブ設定で、マリオがピーチを助けにいくように、

シュルクがフィオルンを助けに行くという。


で、もう一人の幼なじみラインはシュルクとはとにかく親友で、

フィオルンには若干敬遠されがちとは言え、何一つ文句言わず、文句を言わないどころか

積極的に主人公の旅に手を貸してフィオルンにも優しい。


ごく初期のプロットで友達同士が裏切るという話が出たと設定資料集にあるけれど、

そういう話にしないでくれてありがとー、本当にありがとー。


もう一人の英雄、主人公達の兄貴分であり、ヒロインの実の兄であるところのダンバンさんは

何一つブレない、しかも恋愛からは遠いところに位置してる

物分りがいいけどヤンチャな部分を残してる漢の中の漢だし。


途中入ってくるリキやメリアはそれぞれやることを第一に考えていて、

メリアが主人公にほのかな恋心を抱くもののそれだけ。

それでパーティを裏切ったりとかフィオルンを落とし入れたりとかまったくナッシング。


カルナさんは婚約者の死を自ら乗り越えて、しっかりラインとひっつくし。



なんかね、チーム内のgdgdとか、微妙な人間関係とか、裏切りだとか、

そーゆー面倒臭い、アドベンチャーを阻害するような要素が最初からないw

ちょっとだけあるけど、パーティメンバーのプレイヤーキャラじゃないから大冒険の味付け程度。

それが中心で物語が進むわけじゃないからそれが楽しい。



ほら、よくちっぽけな人間関係部分の話がでかくなりすぎて、人間関係が中心で話が回って

なぜか世界を滅ぼす、滅ぼさないの話にまでいっちゃうことってあるじゃん。

どうしてそうなった的なさw


宇宙を滅ぼす恋愛模様、みたいな。

ああいうのって、萎えるを通り越して笑い者になっちゃうじゃん。

ゼノブレイドはそれがないのがストーリーとして入りやすい。


物語自体は宇宙戦艦ヤマトマリオをひっつけたごく単純なものなんだけどさ。

敵が攻めて来ました、生き残るためにやり返しに行きます。

ヒロインがさらわれました、助けに行きます。

っていうね。


エギルには実写版宇宙戦艦ヤマト以上に総統成分満載だしw

オダマさんがカルナ呼ぶ場面なんて、あれ、沖田艦長が森雪を呼ぶののモロパロでしょw




ま、とにもかくにも人間関係の距離を測るためにゲームしてるわけじゃないのが心地良いです。

逆に言えば、人間関係の距離感とか、内面の葛藤なんかが好きな人には物足ないと言えるのかな?


でもね、ゼノブレイド、人間関係が薄いなんてことは全然なくて、

ああ、この仲間で冒険出来るのは、本当に楽しいなぁ♪

と、心のそこから思えるので、

固定されたパーティで安心して冒険を楽しむのが好きな人にはものすごくオススメです♪
by hot_soul | 2010-12-09 13:54 | ゲームのお時間ざんす