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西の都の物語

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冬が始まるよ♪

釣ってやるぜっ!!

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幼い頃、なぜだか親父殿が魚を獲る話を聞くのが大好きだった。台風の次の日に出水口に籠を置いておくと、籠一杯の鮒や鯉が獲れたそうだ。その話が大好きで仕方がなかった。

小学生の時、小川のコンクリートの割れ目に手を突っ込むとそこは鮒の巣だった。狭い割れ目の中にうじゃうじゃと鮒が何百匹もいて、獲り放題。バケツ一杯に獲ってはそれを川に帰し、次の日また獲っていた。

徳島に引っ越した時、幅50センチほどの用水路に40センチクラスの野鯉がいたのも驚いた。網をさせば鯉。そして、その鯉は田に水が引かれるときに水と一緒に田圃一面にばらまかれ、それをまた獲る。60センチクラスのナマズもいた。東京に出たとき、ナマズ一匹5千円とか信じられなかった。

大学生の時、大きくなってもその癖は変わらなかった。二子玉の池の放水に出会った時に、ひたすら出水口から出てくる鯉を追いかけた。チーズケーキファクトリーにチーズケーキを食べに行ったはずだったのに、帰りの二子玉線は魚臭かった。

そして時は今。幼い頃、何百匹も鮒がいた秘密の割れ目にはコンクリートの蓋がされてしまった。が、気が付くと、あの頃以上に鯉や鮒や川むつが川全体にウヨウヨしている。実は、今もあの小川に入り込んで、鯉や鮒を追いかけたくて仕方がないのは秘密だ。
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by hot_soul | 2006-06-06 01:20