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西の都の物語

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冬が始まるよ♪

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輝いていた街の寂れたガード下

商店街

深夜










カツーン カツーン カツーン










「ヨゥ。こんな時間に何急いでんだよ?」

「・・・・・・」

「・・・お前さ、俺の影なの?」

「・・・・・・」

「この街はさ、馴染みはねぇけど懐かしい。skal、じぃちゃんとよく飲んだよな。」

「影ならどうする?縫いつけるのか?それとも名を呼ぶのか?戦ってみるか?」

「アホらしい。なんで、影とそんなんせなあかんの・・・。そのどれも意味が分からんわ。」

「・・・・・・」

「放っておくさ。」

「・・・・・・」

「影に何が出来るわけでなし。」

「・・・・・・」

「それよりも、だ。影を見つめ過ぎる人間のやることの方が怖いもんな。」

「・・・・・・」

「影を気取ってる人間が一番やっかいだよ。そう思わん?」

「・・・・・・」

「呼び止めて悪かったね。いや、ちょっと聞きたかっただけだよ。」

「何を?」

「この商店街、昔、ばぁちゃんと歩いたような気がしたんでね。そう、あれは、トキワでスヌーピーのぬいぐるみを買って貰った時じゃなかったっけ?」

「・・・ああ、ここはその商店街だ。」

「ああ、やっぱりね。ありがと。」

「・・・・・・」









カツーン カツーン カツーン










影、ねぇ。

ま、放っておくさ。
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by hot_soul | 2007-02-04 16:18