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西の都の物語

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冬が始まるよ♪

そうだ!奈良へ行こう♪ 4 春日大社

街道てくてく旅の時間でつよ。

四元カワユスナ。
でも、ぶっちゃけユニは無理目でつな。
足の怪我、心配ですな。


ふふ、なめるなよ。
DAIを「中国鉄道大紀行」だけの男と思ったか。
四元の「街道てくてく旅」こそ本命よっ!

と、無理目にテンション上げて、奈良紀行4。

しかし、四元、そのコスユニで卓球ファンは増えるかも知れないが、
四元ファンは確実に減ると思うぞ。


                           **


さて、新薬師寺まで思った以上にすんなりまわれました。
実は、
前日、USJで孫に振り回されて疲れ切った老人
との散策を予定していたため、DAIの旅程はこの辺どまり。

後はオプション扱いです。

でも、USJで、無理に色んなアトラクションに並ばず、
オズの劇やらなにやらで、前日ゆたーりまわったもんだから、
老人、思った以上に活きが良いっす。

姪っ子も「抱っこ~」の年じゃなくなったしね。
なら、いっちょ春日大社へまわってみますか。


というところで、実は、DAI、大失態。
新薬師寺から、春日大社まで歩いてちょっとなんだよね。

でも、新薬師寺から春日大社までの2倍の距離を破石町まで戻って、
で、バスで、ちょっとの距離を1駅分だけ平行移動して、
で、もう一度、2倍の距離の参道を歩いちゃいました。

長方形を想像して下さい。

ははっ、フリーチケットの元を取ることにこだわり過ぎてしまった。
貧乏性よのぅ。
貧すれば鈍するの見本だな。

では、てくてくと、奈良路散策へGO!


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あ、この風景知ってる‥。
ここ、知ってる‥。


小さな男の子が灯籠がいっぱいある苔むす石段を下りている。

後ろから、両親と、ハンチング帽を被ったじいちゃん。

国文学者だったじいちゃんが、博多から遊びに来ていた。

万葉植物園に行ったんだ。

あれ?じいちゃんの胸にカメラがぶら下がってる。

このカメラ、知ってる。

OLYMPUS 35DCだ‥。

ああ、そうか、あのカメラはあの時じいちゃんがぶら下げていたカメラだ。



ここ、昔、博多のじいちゃんと来た場所だ。
あ、きっと今漏れた笑みは、
「プロヴァンスの贈り物」のラッセル・クロウの笑みと同じだね。


ほんっと、人間の記憶って、不思議。
本当に、不思議。


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春日大社 HP

第一殿 茨城県の鹿島神宮から迎えられた武甕槌命(タケミカヅチのミコト)、第二殿千葉県の香取神宮から迎えられた経津主命(フツヌシのミコト)、第三殿 天児屋根命(アメノコヤネのミコト)と第四殿比売神(ヒメガミ)は大阪府枚岡(ひらおか)神社から、それぞれ春日の地に迎えて祀られている


この辺が非常に興味深いんだよね。
「常陸風土記」には、
704年国司采女朝臣が、鍛冶佐備え太麻呂などを率い、
若松浜の鉄で剣を造った記述があるし、

「鹿島神宮略記」によれば、
神武東征の時、難戦したときに、熊野高倉下命が、
武甕槌神のフツ霊剣を献上し、
その鉄剣により、神武は本邦統一を果たした、となるわけで。

鹿島から、九十九里、千葉の我孫子辺りは、昔から鉄治が盛んだったという話。
元々、我孫子という地名も、旧河内丹南郡の地名が移植されたもの、
という説もあるらしい。

茨城県国造初祖 天津多祇許呂命
許呂=鉄


もうちょっとだけえぐってみよう。


タケミカヅチは国譲り神話の中で、出雲のタケミナカタと力比べをし圧勝。
タケミナカタを諏訪へ追いやった。これが諏訪大社になった、と。

フツヌシを祭る香取神社と鹿島神宮は深い関わりがありながら、
国譲り神話の主役はタケミカヅチ。
ただし、東国ではフツヌシの人気が高く、香取信仰へと繋がる。


で、この鹿島、香取の地は中臣、藤原氏とつながりが深く、
元々、中臣氏は河内の出だ、と。

枚岡神社のアメコヤネノミコトは、天の岩戸神話で太祝詞をあげた神様で、
中臣、藤原氏の祖神。
アマコヤネノミコトに取り払われた天野岩戸は、諏訪まで飛んでいった、と。

出雲 神庭荒神谷遺跡 銅器

出雲と宗像の結びつき 百済 銅器 神功≒斉明

出雲と蘇我氏の結びつき

ああ、そうそう、それから諏訪と言えば善光寺。
善光寺の縁起って、蘇我と物部が仏教戦争してたとき、
物部が難波に捨てた仏像を拾い上げて、善光寺に持っていったとかだっけ。
やべっ、普通に、蘇我と諏訪あたりのつながりが出てきちゃったよ。

法隆寺 唐招提寺 の鉄釘は極めて良質 鍛造

天平時代に、銅製武器が姿を消す


はは、さすがにこれだけピースを並べると、見えてくるラインがありそうだね。


                          **


キュピーン

来てます!来てます!!

降りてきた!!

カシャカシャカシャカシャカシャ

チーン



つまりはだ、DAIの第六感と、緻密な時代考証を重ねた攻撃性のある、
常に攻めの姿勢を忘れない思考法によるとっ!!

この春日大社に隠された歴史はっ!!

河内の豪族、中臣氏が南関東に進出し、その南関東の豊富な鉄を背景に、
それまで朝廷を牛耳っていた、出雲系・蘇我氏を討伐した
ということに他ならないっ!!!

そして、都を追われた蘇我氏の一部は、
もう一つの支持母体、諏訪地方へ落ちていった、と。










って、あれ?














はいはいはーい!!先生!!
中臣氏が蘇我氏を滅ぼしたのって、小学校の授業でならいました!!








orz オウ

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                             **


では、春日大社を後にして、てくてくてくてく歩いて行きまーす。

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う、でたな、トラップ。

そう、りささんのところで出ていた、甘酒。
りささんとはコースが違うので、同じ店は行けないんだけれど、甘酒は飲みたい。
一杯450円でも飲みたい。

えーっと、つかさ、甘酒一杯450円って値段的にどうなの?
普通?もしかして?
DAIが、太宰府にいるから感覚がおかしくなった?

いや、DAI的に太宰府でお茶といったら、
松島茶店で、梅ヶ枝餅105円×2=210円で、
玄米茶飲み放題ってイメージなんだけれど‥。
へたしたら、梅ヶ枝餅一個105円しか頼まないし。
ちなみに、間違えても抹茶セットは頼まない。
なんつーの?ケンタで、フライドチキン単品で頼むようなもん?

とか、思ってたのだけれど、凍えた体に、甘くてあったかーい甘酒は最高♪
450円も全然いいね。
オッケーだね。
しかし、あと100円だせば新薬師寺でゆばそうめん食べられるんだよな。

ウフーフ♪ 奈良で甘酒を楽しむなら、絶対、この季節がおすすめ♪


                             **


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そうそう、今、どこにむかってるのかというと、とりあえず、春日大社から、二月堂。
とか、法華堂?
とか言う辺り。

なーんか名前は聞いたことあんだよねー。

って、なーんか、甘酒飲んで、腹もふくれてあったかくて眠くなんかないぞ‥。

と、何?この門前町?
まじものの手裏剣とか売ってるし。
ちょ、欲しいんだけど。
つか、銃刀法とかどうなの?これ?

と、階段を上ったら、そこは、若草山だった。

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つかね、どうもね、若草山の山焼きの当日だったみたい。
知らなかった。

エヘ。

つか、家に帰ってから当日だったこと知ったよ。

テヘ。

ドンマイ、自分。


                              **


っていうか、ああ、そうかぁ。
階段上がって、妙にお店が並んでるナァ、と地図を見て思ってたけど。
ここかぁ。

突然、目の前に広がる風の通り道。
見知らぬ街をさまようとき、ふ、と立ち止まる風の吹く小径。

それは「飛ぶ船」を売る店のようなもので、
二度と出会うことはない風の道、なんだけどねぇ。
たまにあるんだ、こういうことが。


小学生の時、そこのお店で買ったよ。

仁王像とか、鹿の壁掛けとか、大仏の置物とか。

今でも部屋に飾ってあるもん。

そうそう、この山の上で自由時間だったんだよね。

ああ、そうそう。

隣に座ってるのは、ふ?藤、藤川、くん?

ちがう、もっと親しいあだ名があった。

たー君?

そう、たー君だ。

藤川たー君。

隣は、新開君か。

あ、たー君が石を転がした。

下にいる上八万小のやつらにあたった。

にらんでる、にらんでる。

たー君、焦ってる、焦ってる。



ねぇ、鹿さん。
人はどうして色んなことを忘れているんだろうねぇ。
そして、どうして思い出すんだろうねぇ。

ふふ、不思議、不思議。


                           **


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若草山の前を過ぎて、手向山八幡の入り口にある「古梅園」さん。
「古梅園」の名前は知らなくても、もしかしたら「紅花墨」には見覚えがあるかも?

とにもかくにも、本能寺の変の5年前からあるという、
The 墨屋 !

このお店には市場に出回っていない、ここだけのお買い得品も数品有。
前を通ったら、是非、寄ってみるのが吉。

なかでも、菜種油煙を使った「にぎり墨」はお買い得中のお買い得、2100円。
中身はいいもの使ってるんだけど、型に嵌めず、職人さんが握っただけ。
だから、指の形が付いてます。笑
でも、すっちゃえば一緒だしね。

DAIは「にぎり墨」(2100円)と「青磁の小さな水差し」(420円)を購入。

ええ、もちろん、写経のためですよ。
ちゃんと続けてますから。
イメージ的には、日本にかぶれたギース、みたいなノリで。

まぁーかーはにゃーはらーみたー♪
御仏の心のままに。爆



→to be continued 奈良紀行5
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by hot_soul | 2008-01-22 00:34 | あてのない旅さ♪