ブログトップ

西の都の物語

hotsoul.exblog.jp

冬が始まるよ♪

青空 BLUESKY SKYBLUE

b0016043_11584926.jpg




青空と言えば思い出す

車いすに乗ったあの子が雨の日に乗車拒否を喰らったあの日
彼がくれたテープの曲

生まれたところや 皮膚や目の色で
いったいこの僕の何が分かると言うのだろう
運転手さんそのバスに僕ものっけてくれないか
行き先ならどこでもいい


そんな怒りも、もう遠い彼方


BLUESKYと言えば思い出す

暑い真夏のコートでボールを追いかけたあの日
ラジオから流れていた曲

I find it hard to breathe
As life just eats away
At the faces that surround me
They look tired today


そんなときめきも、もう遠い彼方




                                ※※


深夜にかかる非通知の電話
ああ、しまった、非通知は着信拒否だ‥。

誰?あなたは誰ですか?


「どした?」
「DAIちゃん、名古屋のホテルって分かる?」
「へ?」
「彼と喧嘩して、大阪に行こうと思って新幹線に飛び乗ったら名古屋止まりで‥」
「ああ、今、調べるからちょっと待ってて。」
「ありがと、DAIちゃん。」
「あんまり無茶しちゃ駄目だよ。」
「だめだよ、だって、あたし、DAIちゃんの後輩だよ?」


「どした?」
「僕、もう、どうしていいか分からなくて‥」
「今、どこにいるの?」
「蒲田です。」
「そっか。どれくらいそこにいたの?」
「6時間‥。」
「待ってて、今、そこに行くから。」


「どした?」
「‥なんで、どした?なの?おかしくない?」
「そっか?まあ、気にすんな。」
「卑怯だよ。」
「‥よく言われる。」
「‥今から行っていい?」
「ああ、おいで。」


「どした?」
「‥‥」
「何かあったのか?ちゃあ。」
「‥‥」


「どした?」
「助けて。」
「へ?」
「今、山の中なの。」
「なぜゆえ?」
「車から放り出された。」
「どこの?」
「分かんない。佐賀か福岡かその辺。」
「つか、俺、今東京だよ?」
「知ってる。」


「どした?」
「あんな、彼と喧嘩してな、うち、今、戸山公園やねん。」
「へ?なぜ喧嘩?」
「もう別れた方がええんかな?」
「いや、別れない方がいいことはいいと思うんだけど‥。」
「DAIさん、今、どこにいるん?」
「ごめん、俺、今、大阪。」


「どした?」
「俺、彼女に振られちゃいました。」
「へ゛?なんで??」
「なんか、地元に仲のいい男ができたみたいです。」
「そっかぁ~、そりゃ辛かったねぇ。」


「どした?」
「‥DAIさんが居たんだよね、DAIさんが。」


「どした?」
「DAIさん、今から会いに行ってもいいですか?」
「はは、富士あたりにドライブでも行くか。」



誰?あなたは誰ですか?

そんな切なさも、もう遠い彼方
[PR]
by hot_soul | 2008-04-28 12:30 | 記憶の狭間