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西の都の物語

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冬が始まるよ♪

才能と向上心と野心と

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みやちゃんがおばあちゃんの見舞いにやって来た。

もう、体をぴくりとも動かすことの出来ない呼吸器をつけられ、管だらけになったばあちゃんは、

みやちゃんの声を聞くと、開かない瞳から涙を流した。

昨日、僕が訪れた時に首をこちらに向けたのも、奇跡的なことだった。

死力を尽くす、とはこういうことなのだろうな、という実感。

涙一つに込められる力。



今回はお受験を控えてることもあり、Anちゃんは自宅待機。

なんちゃんも残念そう。

教育談義になった。


数年前、みやちゃんは突如、私はもっとゴリゴリに教育されたかった!!

だから、私はAnにきちんと教育する!!

と、言い出した。

ものすごくビックリした。

あふれる才能を、怠惰とゆとりの中で腐らせた姉である。

当然、子育ても伸び伸びやるものだと思っていた。


そんなみやちゃんが、教育ママ宣言。

Anちゃんは3歳までに3000冊の本を読んだらしい。

孟母三遷とは言うけれど、そうやってあちこちの図書館を巡るうちに

教育熱心な母親達と知り合い、そんな子供達同士で切磋琢磨が自ずと発生、

なんて話をしている。

まあ、受験用の塾に行ったりする教育ではなく、

それなりに伸び伸びとやってる感じではあるんだけれど、それでもちょっと不思議。



うーん、分からないものだ。

というか、あんなに野心のなかったみやちゃんが、この年になって野に出ようとするのがびっくり。

人間が能力を伸ばす要素っていうのは、大体、3つくらいあって、


1 才能 ( もって生まれた天賦の能力×努力によって得られる能力

2 向上心 (内向きな心

3 野心 (外向きな心


なんだけど、まあ、大体、この3つをバランスよく備えていれば、

人格的に大きな破綻はない人間に育つと言っていいだろう。

逆に、バランスを大きく崩すと、ちょっとおかしな部分のある人間に見られてしまう。



案外、勘違いされやすいのは、向上心と野心が分かれているところで、

よく、向上心と野心を一緒くたに理解してしまっている人が居る。


向上心が強いからと言って、野心が強いとは限らない、ということ。


逆に、野心が強くても、向上心とつながっていない人間もいたりして、

そういう人間は、プライドだけが高いとか、口だけ君、という評価につながりやすい。


野心と向上心が強くても、決定的に才能が足りない場合もあったりして、

それは若い頃に、スポーツシーンなんかでの挫折を引き起こしたりもする。



ただ、野心は向上心を刺激し、向上心は後天的才能を支援するものだから、

本来、一つ一つを切り離して考える問題でもない。



まあ、みやちゃんの豊かな才能に、向上心と野心がやっと追いついたのか、

と、思うと面白くもあり、

でも、そんな母親の向上心と野心、特に野心の部分の影響が

Anちゃんにこの先どう影響すんのかな?

と、ちょっと不安でもあり。



ちなみに、僕はそこそこの才能と異常な向上心がありながら、

野心が決定的に欠如している人間ですので、悪しからず。

向上心が異常だから、よく、野心あふれる人間と思われちゃうんだけどね。



今までの経験から言うと、野心あふれる人間は、人の向上心が野心に見える傾向があるみたい。

野心、0、だから。

勘弁してちょうだいよ、とよく思う罠。
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by hot_soul | 2008-12-06 12:44