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西の都の物語

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冬が始まるよ♪

カテゴリ:あてのない旅さ♪( 94 )

街道てくてく旅の時間でつよ。

四元カワユスナ。
でも、ぶっちゃけユニは無理目でつな。
足の怪我、心配ですな。


ふふ、なめるなよ。
DAIを「中国鉄道大紀行」だけの男と思ったか。
四元の「街道てくてく旅」こそ本命よっ!

と、無理目にテンション上げて、奈良紀行4。

しかし、四元、そのコスユニで卓球ファンは増えるかも知れないが、
四元ファンは確実に減ると思うぞ。


                           **


さて、新薬師寺まで思った以上にすんなりまわれました。
実は、
前日、USJで孫に振り回されて疲れ切った老人
との散策を予定していたため、DAIの旅程はこの辺どまり。

後はオプション扱いです。

でも、USJで、無理に色んなアトラクションに並ばず、
オズの劇やらなにやらで、前日ゆたーりまわったもんだから、
老人、思った以上に活きが良いっす。

姪っ子も「抱っこ~」の年じゃなくなったしね。
なら、いっちょ春日大社へまわってみますか。


というところで、実は、DAI、大失態。
新薬師寺から、春日大社まで歩いてちょっとなんだよね。

でも、新薬師寺から春日大社までの2倍の距離を破石町まで戻って、
で、バスで、ちょっとの距離を1駅分だけ平行移動して、
で、もう一度、2倍の距離の参道を歩いちゃいました。

長方形を想像して下さい。

ははっ、フリーチケットの元を取ることにこだわり過ぎてしまった。
貧乏性よのぅ。
貧すれば鈍するの見本だな。

では、てくてくと、奈良路散策へGO!


                            **


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あ、この風景知ってる‥。
ここ、知ってる‥。


小さな男の子が灯籠がいっぱいある苔むす石段を下りている。

後ろから、両親と、ハンチング帽を被ったじいちゃん。

国文学者だったじいちゃんが、博多から遊びに来ていた。

万葉植物園に行ったんだ。

あれ?じいちゃんの胸にカメラがぶら下がってる。

このカメラ、知ってる。

OLYMPUS 35DCだ‥。

ああ、そうか、あのカメラはあの時じいちゃんがぶら下げていたカメラだ。



ここ、昔、博多のじいちゃんと来た場所だ。
あ、きっと今漏れた笑みは、
「プロヴァンスの贈り物」のラッセル・クロウの笑みと同じだね。


ほんっと、人間の記憶って、不思議。
本当に、不思議。


                           **


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春日大社 HP

第一殿 茨城県の鹿島神宮から迎えられた武甕槌命(タケミカヅチのミコト)、第二殿千葉県の香取神宮から迎えられた経津主命(フツヌシのミコト)、第三殿 天児屋根命(アメノコヤネのミコト)と第四殿比売神(ヒメガミ)は大阪府枚岡(ひらおか)神社から、それぞれ春日の地に迎えて祀られている


この辺が非常に興味深いんだよね。
「常陸風土記」には、
704年国司采女朝臣が、鍛冶佐備え太麻呂などを率い、
若松浜の鉄で剣を造った記述があるし、

「鹿島神宮略記」によれば、
神武東征の時、難戦したときに、熊野高倉下命が、
武甕槌神のフツ霊剣を献上し、
その鉄剣により、神武は本邦統一を果たした、となるわけで。

鹿島から、九十九里、千葉の我孫子辺りは、昔から鉄治が盛んだったという話。
元々、我孫子という地名も、旧河内丹南郡の地名が移植されたもの、
という説もあるらしい。

茨城県国造初祖 天津多祇許呂命
許呂=鉄


もうちょっとだけえぐってみよう。


タケミカヅチは国譲り神話の中で、出雲のタケミナカタと力比べをし圧勝。
タケミナカタを諏訪へ追いやった。これが諏訪大社になった、と。

フツヌシを祭る香取神社と鹿島神宮は深い関わりがありながら、
国譲り神話の主役はタケミカヅチ。
ただし、東国ではフツヌシの人気が高く、香取信仰へと繋がる。


で、この鹿島、香取の地は中臣、藤原氏とつながりが深く、
元々、中臣氏は河内の出だ、と。

枚岡神社のアメコヤネノミコトは、天の岩戸神話で太祝詞をあげた神様で、
中臣、藤原氏の祖神。
アマコヤネノミコトに取り払われた天野岩戸は、諏訪まで飛んでいった、と。

出雲 神庭荒神谷遺跡 銅器

出雲と宗像の結びつき 百済 銅器 神功≒斉明

出雲と蘇我氏の結びつき

ああ、そうそう、それから諏訪と言えば善光寺。
善光寺の縁起って、蘇我と物部が仏教戦争してたとき、
物部が難波に捨てた仏像を拾い上げて、善光寺に持っていったとかだっけ。
やべっ、普通に、蘇我と諏訪あたりのつながりが出てきちゃったよ。

法隆寺 唐招提寺 の鉄釘は極めて良質 鍛造

天平時代に、銅製武器が姿を消す


はは、さすがにこれだけピースを並べると、見えてくるラインがありそうだね。


                          **


キュピーン

来てます!来てます!!

降りてきた!!

カシャカシャカシャカシャカシャ

チーン



つまりはだ、DAIの第六感と、緻密な時代考証を重ねた攻撃性のある、
常に攻めの姿勢を忘れない思考法によるとっ!!

この春日大社に隠された歴史はっ!!

河内の豪族、中臣氏が南関東に進出し、その南関東の豊富な鉄を背景に、
それまで朝廷を牛耳っていた、出雲系・蘇我氏を討伐した
ということに他ならないっ!!!

そして、都を追われた蘇我氏の一部は、
もう一つの支持母体、諏訪地方へ落ちていった、と。










って、あれ?














はいはいはーい!!先生!!
中臣氏が蘇我氏を滅ぼしたのって、小学校の授業でならいました!!








orz オウ

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                             **


では、春日大社を後にして、てくてくてくてく歩いて行きまーす。

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う、でたな、トラップ。

そう、りささんのところで出ていた、甘酒。
りささんとはコースが違うので、同じ店は行けないんだけれど、甘酒は飲みたい。
一杯450円でも飲みたい。

えーっと、つかさ、甘酒一杯450円って値段的にどうなの?
普通?もしかして?
DAIが、太宰府にいるから感覚がおかしくなった?

いや、DAI的に太宰府でお茶といったら、
松島茶店で、梅ヶ枝餅105円×2=210円で、
玄米茶飲み放題ってイメージなんだけれど‥。
へたしたら、梅ヶ枝餅一個105円しか頼まないし。
ちなみに、間違えても抹茶セットは頼まない。
なんつーの?ケンタで、フライドチキン単品で頼むようなもん?

とか、思ってたのだけれど、凍えた体に、甘くてあったかーい甘酒は最高♪
450円も全然いいね。
オッケーだね。
しかし、あと100円だせば新薬師寺でゆばそうめん食べられるんだよな。

ウフーフ♪ 奈良で甘酒を楽しむなら、絶対、この季節がおすすめ♪


                             **


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そうそう、今、どこにむかってるのかというと、とりあえず、春日大社から、二月堂。
とか、法華堂?
とか言う辺り。

なーんか名前は聞いたことあんだよねー。

って、なーんか、甘酒飲んで、腹もふくれてあったかくて眠くなんかないぞ‥。

と、何?この門前町?
まじものの手裏剣とか売ってるし。
ちょ、欲しいんだけど。
つか、銃刀法とかどうなの?これ?

と、階段を上ったら、そこは、若草山だった。

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つかね、どうもね、若草山の山焼きの当日だったみたい。
知らなかった。

エヘ。

つか、家に帰ってから当日だったこと知ったよ。

テヘ。

ドンマイ、自分。


                              **


っていうか、ああ、そうかぁ。
階段上がって、妙にお店が並んでるナァ、と地図を見て思ってたけど。
ここかぁ。

突然、目の前に広がる風の通り道。
見知らぬ街をさまようとき、ふ、と立ち止まる風の吹く小径。

それは「飛ぶ船」を売る店のようなもので、
二度と出会うことはない風の道、なんだけどねぇ。
たまにあるんだ、こういうことが。


小学生の時、そこのお店で買ったよ。

仁王像とか、鹿の壁掛けとか、大仏の置物とか。

今でも部屋に飾ってあるもん。

そうそう、この山の上で自由時間だったんだよね。

ああ、そうそう。

隣に座ってるのは、ふ?藤、藤川、くん?

ちがう、もっと親しいあだ名があった。

たー君?

そう、たー君だ。

藤川たー君。

隣は、新開君か。

あ、たー君が石を転がした。

下にいる上八万小のやつらにあたった。

にらんでる、にらんでる。

たー君、焦ってる、焦ってる。



ねぇ、鹿さん。
人はどうして色んなことを忘れているんだろうねぇ。
そして、どうして思い出すんだろうねぇ。

ふふ、不思議、不思議。


                           **


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若草山の前を過ぎて、手向山八幡の入り口にある「古梅園」さん。
「古梅園」の名前は知らなくても、もしかしたら「紅花墨」には見覚えがあるかも?

とにもかくにも、本能寺の変の5年前からあるという、
The 墨屋 !

このお店には市場に出回っていない、ここだけのお買い得品も数品有。
前を通ったら、是非、寄ってみるのが吉。

なかでも、菜種油煙を使った「にぎり墨」はお買い得中のお買い得、2100円。
中身はいいもの使ってるんだけど、型に嵌めず、職人さんが握っただけ。
だから、指の形が付いてます。笑
でも、すっちゃえば一緒だしね。

DAIは「にぎり墨」(2100円)と「青磁の小さな水差し」(420円)を購入。

ええ、もちろん、写経のためですよ。
ちゃんと続けてますから。
イメージ的には、日本にかぶれたギース、みたいなノリで。

まぁーかーはにゃーはらーみたー♪
御仏の心のままに。爆



→to be continued 奈良紀行5
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by hot_soul | 2008-01-22 00:34 | あてのない旅さ♪
さて、薬師寺東口のバス停から、今度は一路、近鉄奈良駅へむかいます。

次の目的地は「新薬師寺」なのですが、その前にちらっと近鉄奈良駅へ寄り道。
目的は‥

柿の葉すし 本舗 田中 地図

時間があんまり読めないので、道すがら、柿の葉すしでもほおばろうかな?と。
春日公園で食べてもいいし。
でも、あっこって、鹿の糞だらけなんだっけ??笑

本当は、西国さんとこのブログに載ってたおいしそうなお店に興味があったんだけど、
移動の時間が早かったんだよね。
近鉄奈良駅に着いたのが、11時前くらいで。


                            **


せっかくなので、近鉄奈良駅付近も散策。

つか、駅前のビルって近鉄デパートじゃないのね。
知らなかった‥。


小さい頃、近鉄百貨店が枚方にあって、ちょうどその頃近鉄がリーグ優勝してねぇ。
その時、百貨店が子ども相手に優勝記念の画用紙を無料で配ってたんだよね。
バフィー坊やが表紙の。
その画用紙が嬉しくてねぇ。
幼稚園かな?小学校1年かな?ちょうどそれくらい。
DAIが近鉄ファンだったのは、その1冊の画用紙への義理立てだったんだよね‥。
懐かしい。

大学の頃、吉祥寺の近鉄百貨店にバファローズグッズを買いに行ったら、
あまりの売り場の小ささに驚いたっけ。
ほんっとに、ちょびーっとしかないの。
売り場が。
阪神百貨店の阪神グッズ売り場とか知ってたから、もう、驚いた驚いた。

そういや、一瞬付き合った女の子が、
吉祥寺の近鉄百貨店のお寿司屋でバイトしてたな‥。
あの頃は、女の子相手にひどい付き合い方してたっけねぇ‥。
忘れたい過去だな。苦笑
そんな吉祥寺の近鉄百貨店も、もうないんだよねぇ‥。
時は移るね。


あれ?奈良ってのは、近鉄駅が栄えてるわけじゃないの?
と、思って、地元のおばちゃんに、ここはデパートじゃないんですか?
と、尋ねたら、
丁寧に、奈良は西大寺の方が栄えてることを教えて下さいました。
し、知らなかった。

いや、それにしても、奈良の人はみんな親切で、ありがたいことです。

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小西さくら通りを歩いていると、大きなお豆さんが。
うーん、どうするんだろう。謎。


                            **


さて、810円のフリーチケットを買ってしまったからには、
あと、2回はバスに乗らないと元が取れません。
*薬師寺-JR奈良、近鉄奈良間は確か240円


てなわけで、今回は破石町までバスに乗って、
志賀直哉邸、新薬師寺を回った後、春日大社、東大寺へとむかいましょう。

本当は、奈良はそんなに広くないから、歩いて散策もできる距離ではあるんですが。
春日公園を歩くのもおつなんで、
フリーチケットを買うか買わないかは微妙なところ。
今回は、老人?を一人連れていたので、まあ、ゆったりプランでバスを多用しました。


まず、近鉄奈良の1番乗り場から、市内循環バスで破石町へ。

しかし、本当に最近はWEBのおかげで、旅の下調べがしやすくなったねぇ‥。
ある程度下準備しておくと、本当に楽に回れるよね。


                            **


破石町まではバスで7分くらい。
本当に歩ける距離なんだけどね。

破石町から、新薬師寺まではゆるやかな坂。
途中、ちょっと裏道に入ると、「小僧の神様」で有名な旧志賀直哉邸。

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この前、1月のおすすめ図書で、「絵本からうまれたおいしいレシピ」
を紹介したけれど、小僧の神様のお鮨も相当憧れるよね。

鮨の趣味は握るそばから、手掴みで食う屋台の鮨でなければ解らない

ウヒャー!食べたーい!

そういや、小僧の神様と同じ様なコンセプトの南米文学の話があったな。
木と話す少年の話。
名前も忘れて、あの時点で絶版だったように思うし、作者も忘れたし。
うーん、あれはなんていう物語だったんだろう。
貧乏な少年を助けていた金持ちが、最後は列車事故に遭う、というような。
ま、いっか。

あの小僧が、誰とは分からないあしながおじさんのおかげで、
四銭だと思っていたけれど、六銭で食べられなかったお鮨を
食べ放題になったにもかかわらず、
つけあがるのが怖くて、一度しか行かなかった、って、あそこがなんともいいよねぇ。

うんうん、子どもには、やっぱり優しくしないとね。


                             **


で、旧志賀直哉邸から新薬師寺にむかって歩いていると、
なぜか、パラソル付きのベンチが。

むー、周りに、お店も見えないし、ちょっと座らせて頂きますか。
脂ののった鮪のお鮨じゃないけれど、
ちょうど、柿の葉すしも持ってるし。
少し早いけれど、お昼にしましょう。







って、なんか‥







視線を感じる








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見てるよ、見てるよー





出たっ!!




そして、






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増えた!!



将軍。
我々は、もっとも忘れてはいけない敵を忘れていたようですな。


                             **


さあ、新薬師寺に向かいましょう。
って、途中、またもトラップにひっかかってしまいました。

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ほうじ茶の「百々屋」さん。

ほうじ茶は、茶をほうじることで、タンニンなどの苦味成分を壊して、
カフェインも少なくなるので、お腹にも優しいんだって。
ほー、知らなかった。

そういや、昔、美味しんぼで、山岡さんって、ほうじ茶を作ってたよーな??

ほうじ茶で作る、茶がゆは大和古来の伝承の味だとか。
昔はこの「百々屋」さんでも茶粥をだしてたんだとか。
今は、基本的にほうじ茶の販売がメインみたい。

へー、茶粥って知らなかった。
食べてみたーい。


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百々屋さんの小径に置かれたまつぼっくりの蛇


                            **


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伐折羅


ぎゃぼーっ!!

カッコヨス!!
メチャクチャカッコヨス!!
ゲロカッコヨス!!

この色づいた伐折羅天見てから、もう、鼻血ブーッ!

とにかく、もう、この伐折羅天を見たくて見たくて仕方なかったんよね。

というわけで、
新薬師寺 HP

ですよ

バザラ


先の百々屋から歩くこと3分ほど。
奈良のちょっとはずれに、新薬師寺はあります。

新薬師寺は、聖武天皇の病気平癒を願って、光明皇后が747年に建てたもの。
新の字は「新しい」ではなく、霊験あらたかなお薬師様、という意味だそうな。

薬師寺が平城京に移されたのが718年
太宰府の観世音寺が746年
で、新薬師寺が747年ですか。

ちなみに、下野薬師は、と、建立の年は分からないのか‥。
って、下野市の道の駅基本構想案では、
下野薬師に戒壇院が置かれたのが天武年間になてるよ。
さすがに、天武年間に戒壇院はないだろ。藁

この辺はどうだっけな、確か、光明子が藤原moneyを受け継いで、
それで建築ラッシュなんだっけな?
で、この2年後の749年に、寺社の持ち分の上限が決まる、と。

法隆寺、新薬師寺、観世音寺、下野薬師あたりは、上から2~3番目くらいだった希ガス。
つか、観世音寺が、法隆寺あたりと同クラス扱いっつーのが、ね。
重要だと分かっていても、今の観世音寺からは、ち、と想像つかないっていうか。
やっぱ、奈良に行くべきだよなぁ。
行って良かった。


                             **


新薬師寺も、今は、ひっそりとしたお寺さん。
お食事も、ゆばそうめん550円(冬)なんて、なんってリーズナブル。
こういう、あんまり儲け主義に走らないお寺さんって素敵♪
信者と書いて、儲けると読む、なんて俗なことは今回は封印で。

そんなひっそりとした、新薬師寺の講堂の中に、ありました!
お目当ての十二神将!

すっげ!十二神将すっげ!
孔雀王では瞬殺されてたがな。

めちゃまちょでポージング決めまくり。
まじで今にも動き出しそう。

うっすらと乗った絵の具がまたなんともはや。


リピート
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いや、コレはCGなんですけどね。
こんなんが十二並んで、真ん中に金色の薬師如来像がドーン!
そりゃ、病も治る気がするわ。
病は気から。

講堂では、数年前のCGで色づける番組を延々と流してました。
2度も見ちゃったよ。
30分×2=1時間


で、この番組もレポーターは「はな」だったのね。
DAIは、案外、この「はな」さんの仏像レポートが好きで、
確かに、仏像の知識も豊富なんだけど、
なんていうか、小さい頃から生活の中で仏像と触れ合ってました、っていう、
そういう無理のなさが好きなんだよね。

後付けの知識って、やっぱり無理があるなぁ、と思ったりするわけで。

なんつーか、昨今、急激にパリーグを知ったかしだしたセリーグファンの語る
パリーグ話に通じるって言うか。

後、ここ数年のサカヲタのサッカー話っていうかね。
妙に過去のB+くらいの選手の話をしたがっちゃうというか。
ちょいバランスの悪い語り口っていうか。

「はな」さんっていうのは、その辺のバランスが非常によくて聞いていて、
こっぱずかしくなる感覚がないのが、非常に好印象♪


                           **


というわけで。
やっと、新薬師寺まで終わりマンタなぁ。

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おっさんは、はよかえれ、かえれー


思い起こせば、7年前、旅サイト?的に始まった「windy alley」。
多分、ここが元々、旅系だと覚えてる人はほとんどいないはず。笑

ほら、ここの初代から変わらないキャッチコピー
「見知らぬ街を彷徨うとき、ふ、と立ち止まる風の通り道」
これだし。爆

今回、ひっさしぶりにまともに紀行文やってますな。

まるで、久しぶりにキャメルクラッチを決めるラーメンマンのようだな。


もう少しだけ続くのじゃ。(≒亀仙人的に、あと倍は続きますよ、という意味。
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by hot_soul | 2008-01-20 22:12 | あてのない旅さ♪
さて、妄想が長くなってしまったので、ページを変えて。

唐招提寺から、なんとも気持ちの良い一本道を歩いていくと、薬師寺。

薬師寺HP

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素敵♪

何が素敵かって、薬師寺の色!

旅行記の度に言ってる気がするんだけれど、
DAI、なーんか、金箔が剥げ落ちて、すすにまみれて、
色の褪せた、白黒灰色の日本の寺院って、今ひとつ分からないんだよね。

なんていうか、当時の人が、仏像見て、ヘヘーッってなったイメージがないというか。
極彩色の仏殿に、キンキラキンの仏像が輝いて、

OH!GOKURAKU!!

って、感じを体感したいじゃない。
この前行った、中国のお寺さんなんかは、やっぱりまだ極彩色な感じで、
お参りに来る人も、なーんか、えらいエネルギッシュでさ。

日本のお寺さんって、しーんと静まりかえって、

ゴーン

チーン

まかはにゃはらみたー

ポクポクポク

しーん

なむー

‥・‥‥‥‥‥



じゃない。

ま、いーんだけど、もう少し、こう、仏教伝来の頃のワクワク感っつーか、
ドキドキ感っつーか、そういうの感じたいじゃない。

ま、そんなわけで、数年前、伐折羅天をCGで色づけてた
新薬師寺をまわりたかったんだけど、
薬師寺、リアルで極彩色だし。笑

あれ?多分、シルクロード博の後、どっかで一度奈良に来たとき、
薬師寺にきたんだけど、こんなじゃなかったよーな??

でも、素敵♪
これこれ、こういうの見たかったんだよ♪

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                            **


ちょうど、吉祥天女画像を公開していたのでラッキー♪
(1月1日-1月15日 公開)

いやー、なんかすごいねぇ。
これ、描いた人が1200年以上前にいたわけだ。

どういう気持ちで描いたんだろうねぇ…。
どういう吐息で描いたんだろうねぇ…。
どんな筆遣いで色を塗ったんだろうねぇ…。

なんて生々しいんだろう。
1200年の時間が一片に飛んじゃうよ。

天平のざわめき。
変わらぬ空気の冷たさ。
空の色。

そう、1200年前も、この鮮やかさがあったんだよね。
この鮮やかさに胸を躍らせ、祈りを捧げ、
多分、神も仏も、今よりもっと身近に感じて、
今と同じように喜怒哀楽の生活があって…。


                             **


東堂院の聖観音に四天王。
え?こんなに間近で見ていいの?いや、拝ませて頂いていいの?
っていうくらい、間近で見られるんだね。

京都あたりで、奥ーの方に秘仏扱いで引っ込んで、
えー、見えませーん、見えませーん、出てきてくださーい。
出てきてくださーい。
と、言いたくなる仏様とはちと違う。

なんつーぞんざいな。
でも、そのぞんざいさが、生々しい感覚として肌に伝わってくるというか。

四天王さんには、今も、うっすらと色がのっていて、
それがまたすげー。

なんといっても、聖観音、それから、日光月光菩薩のたおやかな背中のライン。
この肉感が、ほんっとにすげー。


よく宗教関係の偶像なんかが、時代が経つにつれ肉感がなくなるじゃない。
神や仏には人間的な肉感は必要なくて、より抽象的なうんちゃらかんちゃらって、
うんちくがついたりする変化。

でも、DAIに言わせると、え?それって技術力の低下じゃねーの?
みたいな部分があんだよね。
技術力と、人間の慈しむ眼差しの喪失。

人間を慈しむための神や仏に目を奪われて、
当の人間から目をそらしてるっつーかさ。
そういうのが、どーもね。
本末転倒に感じるときってあるんだよね。

でも、薬師寺の仏像には、まだ、人間への眼差しが向けられていた匂いがあるというか。
そういう肉感的な部分が、非常に好ましいというか。


                          **


なんていうかなぁ‥。
最近だと、野球界のステロイド問題とかあるじゃない。

もともとなんでステロイドが駄目かっつーと、
長期使用すると、選手の肉体に悪影響があるからで、
そうやって一律、使用をやめようよ、というところで、
それでもやる人がいるから罰則規定なんかがあるわけで。
まあ、出発点は選手を守ることだと思うんだよね。

ところが、ステロイド問題とかニュースとして食いつきがいいから、
ステロイドを使ったとされる選手達が、
マスコミやらなにやらの食い物にされて、責め立てられる。

でもさ、ステロイドを使っちゃいけないっていうのは、
元々選手を守るための規定じゃない。
選手を責めるための規定じゃないじゃない。

だからね、ステロイド問題で選手を攻め立てる姿勢っていうのは、
なんだか違うくねーかー?
と思わないでもないんだよね。

当事者同士でさ、お前、それやったら卑怯やろ!とか言うのはいいと思うの。
でも、外野はあくまで選手を守るためにステロイドの話をするべきじゃない。
なんつーか、それを品性下劣な責め立て方するってのはどーもねぇ‥。

ただ、ステロイドを使ったとされる選手を、
無条件で、使ってねーよな!!と信じる態度もどうだろう?とは思う。
それで、本当に選手を守れるのかどうか。


ま、ちょっと、野球話が長くなったけど、
そういう眼差しの変化がDAI的にどーも苦手で、
奈良の仏像の肉感にはね、
たとえて言うなら、選手を守ろうとした頃の眼差しというか、
そういうのを感じるんだよね。


                           **


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さすがに線香は小さかった。笑


                           **


中門から眺めてみました。

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西塔

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東塔

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金堂

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大講堂


いやー、すごい。
本当にすごい。

目をつぶると、そこに天平時代の、これから国をつくるぞ!!
と意気込む人達の息吹が聞こえてきそう。

天武天皇が持統天皇のために作ったってことは、
本当に、今からまさに国造りを始めるぞ!!っていう時代なわけで。

この先、各地の豪族に乗っかる形の大和朝廷は、必死に律令を整えて、

土地や民は俺等天皇家のもんじゃ!!とか言いだして、

ハァ?おま、何言ってんの?キティガイ?

みたいな扱いの元、民衆は

苦役の上に土地まで朝廷のものなんてやってられっか!!と、

土地を離れ、寺社の土地所有は認められたから、
なら、勝手に坊主になってやるわ!!と、行基の元に私度僧が集まり、

やべ、これじゃ、土地も民も天皇家のものにならんY!!
と、土地や民を天皇家のものにするための嘘や方便制度をあの手この手で、
天皇必死だな。藁

って、時代になるんだけれど、

そんなわけで勝手に僧になる人間を減らすために、
僧になる資格制度を作りたくて、鑑真和尚を招へいすんだけど、
鑑真和尚はそんな政治的な動きは知らず、御仏の元、
ただ、ふか~い信仰心を携えて来て下さったわけだ。


でも、この薬師寺にあるのは、そういうgdgdな感じじゃなくて、
ヨーシ、これからだ!!これからだ!!
っていう明るい感じよね。


                          **


あと、興味深いのは、太宰府の観世音寺も、
もともと、この薬師寺と同じレベルの大きさがあったと言われてること。

すげー、昔はこんなんが太宰府にあったんだぁ…。

一応、言い伝えでは天武天皇の兄、
天智天皇が、朝倉で崩御した斉明天皇のために建立を発願したのが、
観世音寺で、でも、完成したのは80年後の746年

この話をどう解釈するか…。
発願したのはいいけれど、天武朝の間は建立できず、
天智系の聖武天皇、光明皇后の時代にやっと建立できた、ととるか、

そんな話は最初からでたらめで、

735年ころ 大宰府発の天然痘が大流行

740年    藤原広嗣の乱 大宰府を襲う 玄ぽうなどを讒訴

745年    玄ぽうが大宰府に左遷され、翌年、広嗣派に暗殺

この辺が、観世音寺建立に関係あるのか、

それとも、この時期、逃避癖のついた妄想家、聖武&光明夫婦の
仏教への深い信心が観世音寺を建てさせたのか…。


なにはともあれ、この薬師寺を見ると、大宰府の姿も想像できるというもの。

いや、しかし、まじで大規模だったんだねぇ…。
今の観世音寺からは、絶対想像できないよね。

本当、スケール感だけは、頭では理解できないというか、
肌で感じないと分からないというか。




b0016043_251414.jpg
黄金の鐘


                            **


さて、薬師寺から、今度は奈良市内へとLET'S GO!
というわけで、近鉄奈良駅方面に帰ります。

公共交通機関で薬師寺から近鉄奈良方面へ帰る帰り方は3通り。

まず、薬師寺の順路案内通りにまわると、最終的に「興楽門」から出ることになると思います。
興楽門を出て、左に曲がると1分も歩かないうちに、近鉄「西の京」駅
そのまま近鉄で、奈良まで戻るのが一手。

次に、その「西の京」駅前に、奈良交通バスの「西の京駅」があります。
で、DAIはバスのフリーチケットを持っているのでこちらをチョイス。
ただ、いかんせん、このバス停、待ち時間が30分ほどあったりします。
運が良ければすぐに乗り込めるのですが、運が悪いと30分待ち


そんな時は、今来た道を戻って、そのまま興楽門の前をスルーして、
(薬師寺を出てからの説明だと、興楽門を右に曲がることになります。)
3分ほど歩くと、車通りの多い、大きな通りにあたりますので、
そこを左に5秒ほど歩くと、「薬師寺東口」駅です。
西の京駅より、バスの本数が2~3本ほど多い感じです。

奈良交通バス路線マップ PDF マップの上の方が西の京周辺


* ここで大きな車道に出たとき、信号を渡らないで下さい。
   逆サイドのバス停は、当然、奈良から離れていきます。


** バスで奈良に戻るときのおすすめ
まず、薬師寺を出てから、
近鉄「西の京駅」前のバス停「西の京駅」でバスがないかチェックして、
もし、20分以上待つ状態なら、思い切って、
バス停「薬師寺東口駅」まで歩いて行きましょう。


こまかいテクニックですが、上手くいくと、20分ほど時間が稼げますよ♪
時間に制約があるなかの20分は、利用価値大あり。
ちょっとしたゆとりが、旅を楽にします♪
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by hot_soul | 2008-01-20 13:02 | あてのない旅さ♪
12月の半ばの日曜、ある旅行会社から、1通の手紙が届いた。

12月某日 13時~14時の間 釜山旅行1泊2日 6800円
5組10名様 当たります

へ?釜山に6800円??
これは、応募するぞ!!

と、思ったら、葉書が届いたのは14時過ぎ。

えーっと、応募できるのが14時までで、葉書が着いたのが14時過ぎで、

えーっと‥‥??


うう、ここが太宰府やからかのぅ。
太宰府やから、葉書がつくのが遅いんかのぅ。
昔は、時代の最先端やったらしいんやがのぅ。
天平時代に大流行した天然痘も、太宰府発やったらしいがのぅ。


しかし、その葉書の終わりに、希望の一文。


12月25日にもキャンペーン第2弾♪ おみのがしなく♪


みのがさねーっ!!みのがすもんか!!


                          **


つーわけで、葉書も届かないのに、サイトを覗いて、
無理矢理応募しました、キャンペーン第2弾。

今回は海外旅行ではなく、国内旅行。
USJへの旅!宿と飛行機代合わせて5800円♪

USJの入場料は別料金ですってよ。
ということは、関西まで行って、USJに行かなきゃ良いわけジャンね。
のった!!
のったよ、この企画。

で、当たりました。

後で分かったことなのだけれど、とりあえず、
一日分はUSJのチケットを買わないといけないんだって。

ケッ

ま、テーマパーク嫌いのDAIだけど、杏ちゃんでも呼び出しますかね。
杏ちゃん、USJの年間フリーパスもってるって言ってたし。
*杏=姪っ子

というわけで、思いがけず久しぶりの関西。
懐かしいってほどでもないんだけどね。

なーんか、まだその辺に住んでるっていうか。
梅田界隈歩いてるっていうか。笑

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by hot_soul | 2008-01-13 22:44 | あてのない旅さ♪