ときどきみゆきさんのドラクエ
み「なぁなぁ、コナンベリーの次、どこに行くんだ?」
D「南に行けばいいんじゃん?」
み「そうなのか、行ってみる」
翌日
み「なぁ、どうすればいいんだ?」
D「ん?どこまで行ったの?」
み「いや、昨日から進んでないんだよ。」
D「進んでないって?ミネアご一行と合流したのか?」
み「いや、まだしてない。」
D「南に行ったか?」
み「山沿いに南に行ったら塔のある村につくだろ。でも、話が進まない。」
D「山?いや、ミントスまで3秒くらいで着くだろ???」
み「ロザリーヒルだっけな。なんか敵もやたら強いし、もーやだ。」
D「???? いや、山って・・・。船を貰ったよな?」
み「南に行けっていうから、海沿いに細い川を遡って行ったぞ。」
D「!」
み「いったいどうすればいいんだ?」
D「昔さ、女の友達がさ、言うわけよ。」
み「?」
D「なんで北極と南極は同じ場所なのに、北極は寒くて南極は暑いんですか?って。」
み「なんの話だ?」
D「まあ聞けよ。その質問を聞いたとき、俺は軽いパニックになってな。この人は何を言い出したんだろう?って。だってさ、北極と南極は同じ場所なのに、北極は寒くて南極は暑いんだぜ?」
み「どういうことだ?」
D「今、軽くその時と同じパニックに陥ってたぜ。」
み「ふむふむ。」
D「よくよく聞くとな、彼女の言い分はこうだったんだよ。地図の左右はつながってるだろ?だから、上と下がつながってると思っていたんだよ、彼女は。しかもな、南の方が暑いと思ってるから、南極は暑い地方だったんだよ、彼女の中で。ちなみに彼女は税理士試験を受けてる子だったんだけどな。」
み「あー、そういうことか。で、なんでその話が出てくるんだ?」
D「なぁ、みゆきさん。」
み「なんだ?」
D「南って上と下、どっちだ?」
み「上だよ。」
D「南って上と下どっちだ?」
み「?上だぞ?」
D「南って上と下どっちだ?」
み「?」
D「ロザリーヒルはコナンベリーの北だぞ。」
み「はっ!!」
D「まあ、人間、そういう軽い勘違いというか思いこみって時々あるよな。」
み「いや、普段は分かってるぞ?南は上だろ?」
D「南は上?」
み「いや、だから、南は下だろ?」
D「いや、いいよ、分かるから。あるある、そーゆーの。」
※※
み「なぁ、ミナデインって使ったことあるか?」
D「ない。つか、DAIの勇者は呪文を唱えない。ドラクエ2脳だから。」
み「なんか使えないんだよー。」
D「あー、それメンバー全員MP持ってないと駄目なんじゃね?」
み「そうなのか?どれ、ちょっとやってみるかね。」
みゆきさん入れ替え中
み「ほい、じゃあ、人生初ミナデイン、行きますっ!!」
D「おーそれちょっと興味あるな。」
み「さあ、マーニャ!クリフト!ブライ!!みんなの力を合わせて行くわよっ!!」
D「行けー行けー。」
み「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
D「どしたー?みゆきさーん?声が聞こえないぞー。」
み「このタコ魔神め!!」
D「はい?」
み「みんなの、みんなの力を合わせた、想いをのせた、初めてのミナデインが!!」
D「ほい?」
み「タコ魔神にスルーされたっ!!!この野郎!!ブライ怒りの会心だぞっ!!」
D「なー、だから言ったじゃん。ドラクエで大事なのは打撃。無双の打撃。」
み「このタコがっ!!タコがっ!!タコがっ!!」
※※
み「ちょっと~、ピサロなんか上から目線でむかつくんですけど~。美形だから余計むかつく。」
D「素直に萌えちまえよ。」
by hot_soul
| 2008-09-22 15:49
| ゲームのお時間ざんす